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エルベの窓 ~カフェオランジュ工房~

シュガークラフト作家 & カフェオランジュ工房 主宰 “綾部加代子” さんの工房の風景を、まるで窓から眺めた気持ちでカメラにおさめ、感じたことを書き留めています。シュガークラフト、そしてお菓子づくり、日常の出来事 までを綴ってみました。シュガークラフトはすべて砂糖で作られた世界です。お菓子は手作業で材料を吟味し、ヨーロッパの伝統菓子を中心に展開しています。エルベ川の雰囲気をイメージして。。

  砂糖から作り出す バラの作品展
  シュガークラフト作家 綾部加代子  と 生徒作品展
  2018年10月27日(土)~29日(月) カフェオランジュにて
 

 

 清々しい秋の天候にも恵まれ、無事に開催いたしました。
今回はシュガークラフト教室主宰の綾部さんが、シュガークラフトと出会い30年が経ち、回を重ねてきた
作品展も、砂糖で作る花々を『バラ』だけに絞り、準備を進めてきました。      
そして、綾部さんの創作意欲の原点といっても過言でない、旧東ドイツにかつて存在した”ドレスデン窯 ”
のアンティーク陶磁器とともに、『砂糖でつくるバラ』の世界を今回は表現してみました。

 生徒の皆さんも、ひとつの作品を作り上げるごとに一種類のバラに向き合い、奮闘されてきたので
作品が一堂に会した際には、みなさんそれぞれに思いもひとしおの様でした。
小さい作品ではありますが、どれもこれも個々のバラに合わせたまざまな工夫を凝らしたデザインを
先生からしていただき、見れば見るほど楽しめ、来ていただいた方にもご満足いただけたようでした。



         


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 やはりなんと言っても、本物のバラに似せてつくっていく花づくりの作業がたいへんでもあり、楽しくも
あるのですが、皆さんその時間は夢中で取り組み、趣味の時間を満喫されてるので、なかなか日常にない
貴重な時間とも思います。作品展という目的があってこそ、さらに力が注げるので素敵な会を催してくだ
さった事に感謝いたします。

 残念ながら足をお運びいただけなかった、いつも遠くから応援してくださる方々にも心より感謝いたします。
いつもあたたかいお言葉ありがとうございます。



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 シュガークラフト作家 綾部加代子さんによる
    アンティーク ドレスデン陶磁器とともに  砂糖から作り出す『バラの作品集』  


 バラの作品展に合わせて、写真集を作られました!




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 代々、食を大切にされてきた綾部家に嫁がれた師匠の綾部さんも、四十年経った今や、
しっかり真髄を受け継いで、お節料理を作られます。

四十五品目、素材を生かし手間ひま掛けた、伝統的なものからオリジナルのお料理まで
正味三日間で作り上げます。
かなり濃密なスケジュールですが、普段のお料理では味わえない醍醐味なので、ハード
ながら楽しさもあります。


昔の方々は五穀豊穣、不老長寿、子宝などのそれぞれの願いをお節料理に託しながら詰めこんで
行かれたでしょうから、とても思いの詰まった、意味深い行事の一環だったことでしょう。

回数を重ねられている綾部さんにとっても、料理が揃ってからの重詰めの朝は、年いちばんの緊張感
が漂っています。
そんな特別な日の器は、やはり日本の伝統技術と美を兼ね備えた輪島漆器。

綾部さんが華美すぎず、風格ある美しさ、それでいて温かみのある、慶塚漆器工房さんの漆器に
思いを寄せられています。

どのお品物も、日本の誇る美しさが穏やさがにじみ出てて、どのシーンでも飽きのこない落ち着いた
調和をもたらせてくれる、品々です。

今年もまた、綾部さんお手製のお節料理に、さらに引き立ててくれる慶塚漆器工房さんの漆器とともに
ゆたかなお正月を迎えることができました。




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大阪教室の方々と”秋の旅”。 

出来事 |






紅葉にはまだひと足早すぎましたが、皆で美味しいものをいただき、日本三大美人の湯で体を癒し、
おしゃべりに花を咲かせ、行く先々でお買い物でハッスル。

大阪のお菓子教室は平成元年に始まった頃からのお付き合いなので、皆さんとは気心が知れ
和気あいあいとおしゃべりの絶えない、バス旅行となりました。

旅の始まりは、カフェオランジュにお越しいただき、いつもは静かなオランジュも大賑わい。
マスターの香り高いコーヒーと綾部さんの手作りケーキであっという間の、コーヒータイム
そこからバスで佐賀方面へ。

嬉野温泉の隠れ家的なお宿は、風情がありお料理も美味しく、温泉は広々、川沿いの離れのお部屋も
素敵で、接客応対もよく、大満足
ぜひとも来年も、この同じお宿で旅したいとのリクエストで旅の締めくくりとなりました。

短い旅ながら、飛龍窯、波佐見焼、柿右衛門・唐津焼・・・と窯元もめぐれて、呼子名物のイカに佐賀牛に
大原松露饅頭と、一応の目的も果たし、綾部先生を囲みながらの途切れることのない笑い声とともに、
楽しい旅となりました。

ぜひまた九州へ




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13:43 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

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綾部加代子お菓子教室 『おさらい会』の始まりは、平成元年。
ご主人の転勤で大分から大阪に移られた頃にさかのぼる。

ホームメイドや、手作りのお菓子の響きは魅力的だが、お菓子教室で教えてくださる
『ヨーロッパ伝統菓子』は正直、奥が深くて会心の出来に作り上げることは至難の業だ。
そういう訳でひとつでも、美味しいお菓子が作りたい!という生徒さんたちの思いから
年に一度、おさらい会が開催される運びとなったそうです。

ひと月に一度のお菓子教室で二種類のお菓子を教わり、それを積み重ねると膨大なレシピ
の数だが、これはばっちり作れるという自信のあるお菓子がいかに少ないことか。。

当日までは、個々の事情で準備が遅れていたり、まだお菓子作りに着手していなかったりで、
それぞれの悔やみごとや反省が多々ありそうでしたが、作り始めると手応えがあってやっぱり
お菓子づくりは楽しいという、うれしい結末に。

昨日は、幅広い年齢層の、お菓子が好きという共通項の皆さんで、少人数ながらのおさらい会
でしたが、和気あいあいとしたお菓子を囲んでの楽しいひと時でした。


近ごろは、コンビニのスィーツなるものが便利に手軽に求められ、お味も悪くないと人気のようですが、
面倒と言ってしまえばお仕舞いですが、手を掛けた分の味わいの繊細さ、奥深いうま味は確実に
お菓子に表れ、なおかつそのお菓子たちがヨーロッパの古い時代に、マリーアントワネットやモーツァルト
などの偉人とも結びつき、何ともお菓子ひとつで深い話になることでしょう

時代を超えて今に繋がり、今もなお美味しいと食されるお菓子。
『たかがお菓子、されどお菓子!』







15:38 |  trackback: 0 | コメント: 1 | edit

素敵なご縁。 

出来事 |

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ピアノ発表会が終わり、はや一週間。
皆さんにとって貴重な休日の時間を割いて会場へ足を運んでいただき、演奏にも温かく耳を傾けて
くださりありがとうございました。


先週の日曜日はちゃんと弾けるだろうか。。とか、ちょっとした付きまとう不安と緊張にハラハラして
いましたが、今日の日曜日の午後に”突然訪れたサプライズ”のドキドキと言ったら比べようがあり
ませんでした。
突然のお電話に、さらに『caféオランジュに今来ています。』という言葉にただただ驚くばかりの
輪島からの来客でした。



2009/ 5/24 石川県輪島 慶塚漆器工房にて


石川県の輪島にちょうど7年前に輪島塗のお重を求めて訪れたときに、偶然にも慶塚漆器工房
さんにお邪魔する機会をいただき、それからのご縁なのですが、その慶塚さんご夫妻が福岡まで
来たので、ぜひ綾部さんにお会いしたいという思いで、足を伸ばして来てくださったのです。

慶塚漆器工房さんは、輪島塗の伝統技法を守り、漆器を作り続けられています。
正直なところ、輪島に行ったものの綾部さんが心惹かれる漆器にはめぐり合えず、諦めて帰ろうか
と思っていた矢先に運よく慶塚漆器工房にたどり着けたのです。今思えば、不思議な話ですね…

工房にお邪魔して、品質の高い上品な様々な漆器が飾られてある空間に陶酔してしましました。
日本人でありながらこんな素晴らしい漆器の存在を知らなかったことにも、恥ずかしさを覚える程でした。
日本の伝統美・粋に溢れる漆器、何よりも手間と時間を惜しみなく注ぎ込まれ、職人さんたちに大切に
作られてる温もりが伝わってくるんです。

ジャンルは違えど、もの作りに対する精神が通ずるものがあるのか、慶塚さんからも綾部さんの
シュガークラフト作品にご感心をしめしてくださり、遠いながらもご懇意にさせていただいております。
日本各地を奔走される、慶塚さんの伝統工芸への真摯な思いを目の当たりにし、何事においても
クイック&イージーが主流になりつつある現代ですが、何とか後世に引き継がれてほしいと強く
願うばかりです。


淹れたてコーヒーと綾部さんのケーキにご満足いただき、念願が叶いましたとうれしい一言。
ご夫妻の穏やかなお人柄にも、本当に心が温まりました。




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バラ:≪エレクトロン≫を飾った花器
produce by Kayoko Ayabe




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