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エルベの窓 ~カフェオランジュ工房~

シュガークラフト作家 & カフェオランジュ工房 主宰 “綾部加代子” さんの工房の風景を、まるで窓から眺めた気持ちでカメラにおさめ、感じたことを書き留めています。シュガークラフト、そしてお菓子づくり、日常の出来事 までを綴ってみました。シュガークラフトはすべて砂糖で作られた世界です。お菓子は手作業で材料を吟味し、ヨーロッパの伝統菓子を中心に展開しています。エルベ川の雰囲気をイメージして。。

焼き菓子 

お菓子 |


"Demi Secs" by café オランジュ


ダックワーズ、フロランタン、ラングドシャに、サブレ。。
カフェオランジュ の焼き菓子は、気取らず、どこか懐かしいような感じがするくらい素朴で
やさしい味わい。

素材の一番大切なバターはとても香り高く、アーモンドに小麦粉、ドライフルーツに至るまで
鮮度の良いものを使用して、機械を使わずすべて手作業で行うため、量産はできないが、丁寧に
工程を経て作られている。
そのせいか、比較的ご年配の方々に人気があり、遠方からも決まって毎月、ご注文いただいている。
季節を追って作るお菓子の内容も変化していくので、飽きることなく、この焼き菓子の詰合せを楽しみ
にしてくださっている。

焼き菓子のレシピだけでも数知れずあり、その中からチョイスして作ったり、新しい素材が入荷したら、
また新しくレシピを考案したりと、綾部さんは焼き菓子の存在もとても大切にされている。
基本的にシンプルなお菓子だけに、作る手順、それぞれの焼時間など、が美味しく出来上がる秘訣と
なるため、細やかなところまで気を遣われる。

焼きあがった時のオーブンからの香りは、とっても美味しそうで、あたたかい雰囲気です~
工房で働きながらも、この焼き菓子詰合せをいただいたら、うれしいだろうな~といつも考えてしまう
私です。。

お仕事の手を止めて、オランジュの焼き菓子とともに素敵なティーtimeを!
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趣味の時間。 

シュガークラフト教室 |


Kayoko Ayabe Sugar Craft Class


静寂のひと時。
日々の生活の中で、そんな時間がいかに大切であったかを再認識。

4ヶ月ぶりにシュガークラフト教室に参加した女の子が、夢中で作品を作りあげた!
日常の中に、静かに物事に集中することがなかったらしく、とても楽しそうで大切に
休日を過ごしていることがこちらにも伝わり、趣味を通して貴重な時間が共有できた。

一月は気付くともう下旬に、二月は逃げる、三月は去る… あっという間の毎日。
忙しい、忙しい。。と言ってばかりでも、時は過ぎていくので、いかに有意義に時間
を使うか! これが私の今年の課題かな。

01:56 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

café オランジュのバレンタイン。 

お菓子 |

"Marquise Chocolat" チェリーボンボン

毎年6月に山形の契約農家から、摘み取られたばかりの完熟のさくらんぼ“佐藤錦“が届く。
キルシュに漬込み、7カ月間ねかし、その後、さくらんぼの美味しさを逃さないよう、糖衣を
くぐらせ、チョコレートでコーティング。



カカオがヨーロッパに持ち込まれ、多くの貴重で美味なものが修道院で守られていたように、
修道士はチョコレートの技術者とされ、カカオの秘密を長きにわたり守っていたそうです。
その後、チョコレートは薬として扱われたが、砂糖を入れることによって徐々に嗜好品へと
姿を変え、今では誰にも愛される、魅力的な存在に。

しかしながら、チョコレート作りは奥深く、”忍耐”のひと言に尽きる。
現在はほぼ機械化により、チョコレート作りは行われているが、手作業で作られていた時代
には、ロシアの女帝”エカテリーナ”に例えられるくらい、チョコレートは気難しい(扱いに
くい)とされていた。
とはいっても、食べられる方にはただただ、堪能していただければよいのですが。。

綾部さんに得意分野を尋ねると、おそらく”チョコレート”と答えられると私は確信しています。
手作業でのチョコレート仕事は、誇れる技ですね。
今シーズンも、吟味を重ねた魅惑のチョコレートをお楽しみください。



"Truff" トリュフ6種
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フランス料理の高級食材トリュフから、名前が付けられています。
トリュフの中身にも細部にまでこだわり、バラエティに富んだ6種の味わいが楽しめます
(カフェ・オレンジ・プラリネ・パッション・キャラメルショコラブラン・キャラメル)




"Pavé de chocolat " パヴェ ド ショコラ
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フランス語で“パヴェ”は、石畳の意味。四角の形に切り分けるところから名づけられています。
香り高く、口溶けが一番大切な生チョコレート。フランス、イタリアなどなどの様々な国の
セレクトされたチョコレートのブレンドにより、作られるほど繊細なチョコレートです。




"Tranche Orange Chocolate"トランシュ オランジュ ショコラ"
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トランシュとは仏語で一切れのという意。
綾部さんが一枚ずつオレンジをスライスして、オレンジコンフィを手作り!オレンジの風味を
ぎっしり閉じ込め、その上にチョコレートをコーティング。




caféOrange
"Chocolate Assortment" チョコレート詰合わせ
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≪トランシュ オランジュ ショコラ・クロッカン ショコラ・オランジェット・パールクラッカン≫

オレンジコンフィのチョコレートがけ、ヘーゼルナッツのクロッカン(カリカリとしたという意味)の
ミルクチョコレート、オレンジピールのチョコがけに、濃厚なココアクッキー生地のチョコがけ…
とcaféオランジュの選りすぐりの詰合せ!


02:52 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

新年のひとコマ。 

日常 |


Happy new year!
 I wish this year will be great for you, 2013



年が明けて、六日目、静かで火の気のなかったキッチンがやっと動き出した。
それと同時に、すべてがストップしていた私の身体、思考回路も何とかエンジンがかかった。

綾部さんちの新春は、今の時代ではとても稀有で伝統的だ。
年の瀬の三日間かけて、すべてのお重に詰められる料理が手作りされて、とても古式豊か。
初めてご相伴にあずかった時は、これは買うものとばかり思ってました。。というものが
たくさんあって(ちなみに、伊達巻に昆布巻き、田作りなど)、日本人でありながらなんと
知らないことが多いものかと、愕然としたことを覚えている。
そして、伝統料理はちょっと苦手というイメージが払拭される程の味わいの良さにも、驚いた!

普段口にしていたものが、”正統”から外れて簡略化されたもの(例えば、関西風やら、京風
仕立てなどの名のついたお手軽料理)であって、正しい味を覚えずして、好き嫌いのジャッジ
を多く下していたことを、その時反省しました。気付かせていただいただけでも、感謝です!
おせち料理のイメージが昨今、美味しくないものとレッテルが張られているのは、美しい文化
だけに、悲しいですね。

綾部さんは前世で一度は、”粋な江戸っ子”の時代がありそうな感じがするくらい、料理の
腕前は、食材の吟味から手捌き、センスの良さ、傍で見ていると惚れ惚れするくらい、本当
に職人気質で潔いです!
日本古来の食文化を少しでも後世に伝えたいと、若い人たちにお料理を教えられています。
私も受講する一人ですが、お料理をいただくばかりで、なかなか先がほど遠いですが。。
今年も地道に”学びの精神”あるのみです、ね。

 

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02:01 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit