FC2ブログ

エルベの窓 ~カフェオランジュ工房~

シュガークラフト作家 & カフェオランジュ工房 主宰 “綾部加代子” さんの工房の風景を、まるで窓から眺めた気持ちでカメラにおさめ、感じたことを書き留めています。シュガークラフト、そしてお菓子づくり、日常の出来事 までを綴ってみました。シュガークラフトはすべて砂糖で作られた世界です。お菓子は手作業で材料を吟味し、ヨーロッパの伝統菓子を中心に展開しています。エルベ川の雰囲気をイメージして。。

テントウ虫の願い事。 

日常 |

elbe124a.jpg



きのうは雨上がりを待って、午後からカフェ周りの手入れへ。そしたら、草の中でテントウ虫を
見つけ、何かイイことありそうな、しあわせな気分に


それもそのはず、古くからヨーロッパでは、“テントウ虫が身体にとまると幸せがやって来る”という
言い伝えがあるそうです。
イギリスでは『聖母マリアのお使い』と呼ばれていたり、各国それぞれで、お願いすると良い天気
になるとか、女性の結婚が近いとか、病気が治るとか…
日本では、指や細長い木の棒につかまらせると先端までのぼり、太陽(お天道さま)に向かい
飛んでいくので、その習性から名がついたとも言われています。

何はともあれ、やっぱり、テントウ虫は”幸せのシンボル” 


山形の佐藤農園さんから『さくらんぼ』が届けられると、私の中での時間の目安がひと区切り。
今年も後半戦に突入か… この先、夏の暑さが思いやられる中で、このさくらんぼが製品として
バレンタインに向け、仕上がるのは来年の2月。
小さなことからコツコツと!まさにcafé オランジュのお菓子作りは丁寧に時間を掛けて、行われて
います。後半もまた気合を入れなおしてがんばろっかな。

何かと耳を防ぎたくなるような事、世知辛い世の中ですが、ホッと小さな幸せを大切にしたいですね。
café オランジュ にも光が差し込みますように。





La Cerise [ Sato - Nishiki ] pour Marquise Chocolat 2015

  elbe124b.jpg
今朝、山形から届いたばかりのさくらんぼ”佐藤錦”。きれいにお手入れされ、さくらんぼの実から作られたキルシュリキュールに、
翌年のバレンタインまで漬けられます。




スポンサーサイト



01:05 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

elbe123d.jpg
花 器  バラ : マンタ &サリュー・ドゥ・アムール
produce by Kayoko Ayabe





なるほどねぇ。。 この組合せになるのか。。
新しいシュガー作品の写真撮影のセッティングは、作り手の綾部さんの役割。
レースクロスに、ご自身のアンティーク収集の中から食器をセレクトされたり、とその時の
雰囲気で迷わずさっと決められる。

今回選ばれたのは、意外にもユニークな小物入れ。
一見とっても細やかで優雅なブーケ柄が描かれた小物入れ、実は持ち手のところには”亀”が
ユーモラスにあしらわれています。

この時代の職人さんは、アイデァが溢れていて、止まることがなかったんですね。。
何がここまでの意欲がかき立てたのかと、こういうものに触れる度に考えてしまいます。
綾部さんの様々な、シュガークラフト製作アイデァに、独自で編み出された技法などからも、
やはり私は、『中世の職人さん』繋がりを感じずにはいられません。


色の濃い方のバラは”マンタ”、薄い方は”サリュー・ドゥ・アムール”。
この難しい響きのバラは、イギリスの作曲家エルガーの、『愛の挨拶』に由来するそう。
甘い淡いアプリコットピンクがとってもお似合いです

いつもながら、花器の透かし模様に、バラたちの表情、何とも言えませんね。
このトータルバランスがいい。どこかをグッと感化されるような…




 
elbe123c.jpg


00:46 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

アヴァランチェの香り 

新しいsugar作品 |

La Rose Blanche "Avalanche "
elbe121a.jpg
花 器  バラ : アヴァランチェ 
   produce by Kayoko Ayabe




テーブルに飾られた花からは、迷うことなくバラの香りが漂っていると錯覚してしまいそう。
花器ももちろん、ヨーロッパで作られた、薄焼きの陶磁器にしか思えず、お砂糖ですべて
作られているなんて、傍で製作過程を見ていた私でさえも驚きの新作です。

花器のクラッシクなレース模様がより一層、バラの品位を醸し出していて、それでいて気負
わず、自然な姿で花器に生けられているところが、小粋な演出。
あっ、言葉はいらないですね。。
今回の作品に勝手にテーマをつけるとしたならば、”高貴なオーラ”で決まりです


うわぁ~、本物のアヴァランチェだ!
先日のお花教室は初夏のアレンジメント。ブログを見てくださった先生の計らいで、
アヴァランチェを花材に組込んでくださいました。
実際のアヴァランチェも、立派な花びらの巻きでした。



elbe120d.jpg
アヴァランチェ ・ レモンエクレア (ひまわり) ・トルコキキョウ ・デルフィニューム ・ニゲラの実・スモークツリー…
by yumiko 花教室



00:45 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

café オランジュは、7月1日より 

お知らせ |



elbe122a.jpg


00:01 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

café オランジュ季節は”初夏”  

お菓子 |





『梅の実が熟す頃に降る雨』というだけあって、次の雨には庭のたわわに実った梅も
とうとう持ちこたえれそうにない様子だったので、午後から人生初の梅ちぎり。
中国から伝わった”梅雨(メイユー)”。
語源も諸説あり、カビで食物が”費(つい)ゆ”季節であることから生まれたなど、
どちらにせよ、その通り! ホント、昔の方はよく言ったものですね。

我が家の梅はかなりの老樹で、幹はロマンスグレーのようにいい感じで渋く、春の訪れ
にはいち早く花を咲かせ、梅雨のこの時期には立派ないい実を毎年つけてくれます。
もちろん大きな梅干しへと姿を変えますが、この梅干しが年配の方にはまた人気で、
近頃食べれなくなった『懐かしい味』がすると定評で、綾部さんのお母さんが漬けられる
のでまさにお袋の味ってとこですね。


この時期にしか出ないダークチェリーのプディングもお目見えして、café オランジュも
初夏向けのケーキに様変わり。
今の綾部さんの中での、ひそかなブームは”フランボワーズのコンフィチュール”。
新たなテイストを確立されたときは、新作ケーキに、お菓子のアクセントに使われ
てみたり、とあれこれ手を変え品を変え、さまざまなバージョンにチャレンジされます。

フランス語で”魅力的”という新作ケーキも、そのひとつ。
名前に相応しく、あざやかなフランボワーズの深い赤に、ピスターシュ生地の天然の
グリーン、口溶け軽く、まろやかでコクのあるバタークリーム。
色の取り合わせもきれいで、見た目にも涼やか、なおかつ美味


梅の実がある限り採りたいという心境にかられ、頭と体を使って段ボールいっぱいに
一応、身体能力が備わっていたことに安心はしたものの、引き換えに今日は五体が
痛いです。。



elbe119a.jpg
Charme" by café オランジュ
シャルム






ダークチェリーのプディング" by café オランジュ
elbe119d.jpg

オープン当初から、この時期限定の人気のダークチェリーを使ったプディング。
もっちりとした果肉のチェリーのコンポート。
爽やかな甘みのいい感じでトロッと流れるチェリーソースの下には、クレームブリュレ
のような、クリーミーで品のよい味わいのプディングが隠れています。
スプーンですくって一緒にいただくと、ソースとプディングのお互いの美味しさが
相まって、老若男女に愛される味わいです。



02:18 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit