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エルベの窓 ~カフェオランジュ工房~

シュガークラフト作家 & カフェオランジュ工房 主宰 “綾部加代子” さんの工房の風景を、まるで窓から眺めた気持ちでカメラにおさめ、感じたことを書き留めています。シュガークラフト、そしてお菓子づくり、日常の出来事 までを綴ってみました。シュガークラフトはすべて砂糖で作られた世界です。お菓子は手作業で材料を吟味し、ヨーロッパの伝統菓子を中心に展開しています。エルベ川の雰囲気をイメージして。。

お稽古の存在。 

お菓子教室 |

Ayabe Kayoko お菓子教室
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=7月のレッスン=
Cerise Flambées  (スリーズ フランベ) & キウイのゼリー



 うわぁ~ と皆さんの歓声! 出来たてアツアツのさくらんぼソースをすぐさま、バニラアイス
クリームの上からかけて頂き、温かいソースと溶けはじめたアイスクリームを一緒に楽しむ
”スリーズ フランベ”は、季節限定、デザートの極みと言っていいくらい贅沢なひと皿。

口に運んでさらに、『疲れが吹っ飛ぶくらい、癒されます。。』と小声で言われたのは、最近反抗期
に差し掛かった娘さんと、前日にバトルされお疲れ気味だった生徒さん。

そうなんですよね~ こういうお稽古事のいいところは、日常からいったん身を置き換えられること。
ほんの数時間だけれども、気分を整えて出掛けていき、普段目にしないようなヨーロッパの伝統菓子、
リッチなデザートを綾部先生から教わり、美味しいものをいただき、共通の趣味の皆さんと時間を
共有する。

気分的にもリセットできて、目新しいことに脳も活性化して、お話して笑って、美味しいもの頂いたし
また新たにがんばろっ~とも思えるし、お稽古事には色んな要素が含まれているんです。
昨今忙しくて、疲れた女性が目立ちますが、時間がないないと言わず、少し足を止めて、新たな
お稽古事に参加するのもひとつの手だと思います。
ストレス解消、自分磨き、癒し、リラクゼーション。。 お稽古事は頼りになるんです






Ayabe Kayoko お菓子教室
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=新しく試作された冷菓=
見た目にも涼やかな、グレープフルーツのゼリー




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15:56 |  trackback: 0 | コメント: 3 | edit

美味しいケーキへの道。 

お菓子 |

ここ数日は梅雨真っただ中。この辺りもかなりの雨量に見舞われています。
7月に入るやいなや、ケーキ屋にとっても、耳の痛いニュースばかりが飛び込み、材料
各種の値上げなどなど。
café オランジュもなかなか厳しい現実と向き合いつつ、ご協力を仰ぎつつ、お菓子作り
へのポリシーだけは変えず、日々邁進中です。


打って変ってヨーロッパは、この季節は清々しくとても気持ちいい気候。
パリから北西、フランスの北側に位置するノルマンディー地方では、この時期の、
青々とした質の良い牧草を食んだ牛からはカロテン豊富なミルクが搾れ、少し黄色味
を帯びたチーズやバターが出来上がる、乳製品の名産地として知られます。

café オランジュで使用しているバターも正真正銘の純正バターで、お菓子全般を作って
いるため、焼き上がりの香りは誘われるようなくらい、香ばしいいい香り
フランス産ではなく国産ですが、同様この時期に出回るバターは、みずみずしく黄味が
かっています。
様々な現実はあるものの、”これが良い”と決めたら一本道!なのが、わが師匠。
年間を通して同材料を懇意の材料屋さんから仕入れていただくため、気温、湿度、季節
によっての特性の使い分けまでが可能で、牛さん達が美味しい牧草を食べたんだな~
とこの頃に感じてしまいます。


このケーキは見た目はシンプルだけれども、とっても贅沢な一品。
生地にもバタークリームにも惜しげもなく、アーモンドを使用したケーキ。
飽きのこない味わいのスポンジ生地、クリームはローマジパンで作ったとても軽い
口当たりのバタークリームを合わせ、ポイントにはアーモンドクロッカント。
トータルバランス最高の、味わい深いケーキです!
”アリカンテ”は高品質のアーモンドの産地。
私のcafé オランジュCAKEのなかで、五本の指に入るケーキです
まさに、『良質な材料なくして、良質なお菓子には到達せず』、身に染みる今日この頃です。





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Alicante" by café オランジュ
アリカント




02:32 |  trackback: 0 | コメント: 1 | edit