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エルベの窓 ~カフェオランジュ工房~

シュガークラフト作家 & カフェオランジュ工房 主宰 “綾部加代子” さんの工房の風景を、まるで窓から眺めた気持ちでカメラにおさめ、感じたことを書き留めています。シュガークラフト、そしてお菓子づくり、日常の出来事 までを綴ってみました。シュガークラフトはすべて砂糖で作られた世界です。お菓子は手作業で材料を吟味し、ヨーロッパの伝統菓子を中心に展開しています。エルベ川の雰囲気をイメージして。。



暦の上での『入梅』通り、空模様も悪く、傘が手放せない。6月11日『傘の日』にお似合いの
一日となった。気温の変動に、低気圧の影響で風邪気味だったり、体調を崩したりされる方も
多く、やはりこの梅雨時期はスッキリしない。私もその一人ですが。。

こんな日にチョイスしたバラは、まばゆいほど明るく、パッと気持ちが弾むような黄色のバラ。
バラの名前は、”ヘンリー・フォンダ”。
アメリカの俳優ヘンリー・フォンダが、この黄色い薔薇をこよなく愛し、多く栽培されていた
ことからその名が付けられたそうです。

もっとも人の目にとまりやすい色とされる黄色。気分が落ち込んだ時などは黄色を意識
すると、エネルギーを与えてくれ、気分転換・バランス感覚をもらたす色ともされています。
なので、綾部さんも体調がすぐれない方には黄色の花のシュガーを贈ったりされます。
心や脳、気分にまで深く影響を与えてくれる色の存在は、大きいですね。


綾部さん自身、子どもの頃から色に対する価値観は人一倍強く、好みがはっきりしていて、
例えば、着るものに於いても『ピンクは嫌だ サックスブルーでなければならない』などと
言って、母上を困らされたそうだ。
もちろん現在も、独自の揺るぎない色彩感覚が確立されているため、花色を作り出す作業には、
時間を費やされる。
色が作品を左右すると確信されているため作品を作り出し、寸分の差でも色の違いに気付かれ
た時は、それまでの労力が在ろうともまた一から、元の作業に戻られるほど色には妥協されない。

だからこそ、出来上がった作品はすべてバランスと品位・風格が保たれ、砂糖による演出
”Ayabeワールド”が存在するのでしょう。

そうそう黄色は、頭をクリアにしたい時にも良いそうです
お仕事でお疲れのみなさん、手を休めて『黄色のバラ』で休息タイムを!





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≪ReBORN≫大プレート
バラ: / ヘンリー・フォンダ produce by Kayoko Ayabe





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17:16 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

昨日の”写真の日”に続いて、今日は『ローズの日』だそうだ。

生活の中に素敵なエッセンスが加えるという思い、そして日頃、いつもそばにいる人にさりげなく感謝を
伝える日として、世界中で最も香り高いダマスクローズの有名な産地であるブルガリアの、バラの収穫時期
に開催される「バラの祭り」に合わせて、日本で設けられたそうです。
すでに今年で13年目であるにもかかわらず、今朝、何気なく耳を傾けたラジオで知りました。


シュガークラフト作家の手によって作り出される、”砂糖で演出されたバラ”。
生花ではありませんが、こちらからも香り高いローズの香りが漂っているかと錯覚するほどの繊細さ。
ローズの花びらは自然にやさしく、なおかつ、妖艶に開き、うっとりとした気分にさせてくれます。

ローズの日にちなんで、私が真っ先に思いついたバラはこの、”ブルームーン”。
明るい藤の花色と、紫系のバラ特有のブルー香と呼ばれるレモンのようなフルーティな香りを持つそう。
かつては青いバラを作り出すことは難しく、不可能・かなわない望みとされていましたが、青いバラ誕生
を実現させたことから、『夢かなう、奇跡』という花言葉を与えられています。


ブルームーンと合わされているプレートも、修復≪Reborn≫シリーズ。
長年、綾部さんが本でしか見ることのなかった、今は亡き東ドイツの陶磁器工房のアンティーク食器を
機会があって初めて目にされ、特に衝撃を受けられたのが、丹念に透かし彫りを施されたプレート。
家に戻られてからは何とか、あの技術を砂糖で作るお皿ででも再現したい!と、試行錯誤が続いた。

砂糖の生地の性質は湿度には弱いが、乾燥は瞬く間で、生地があっという間に乾いて固くなってしまう。
いかに短時間でスムーズに、なおかつ的確に。。麺棒で伸ばした生地を柔らかいうちに、穴をあけていく。
そして、何を用いて穴を開けるかもキーポイントであった。
幾度となくチャレンジされ、独自の技術で攻略され、カタチとなって完成したのがこのお皿。

数年前に作製したシュガー作品ではあったが、時が経ち色褪せた印象を受けたので、この思い入れのある
プレートをより美しく魅せたい気持ちから、飾るバラもイメージに合わせて一新。アイシングでほどこされた
緻密なレース模様をさらに、加えて修復。より優美に≪Reborn≫、この作品が生まれました。

ローズの溢れんばかりの魅力、『ローズの日』にお似合いの素敵なエッセンスでいっぱいです。








18:13 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

香ばしい!カレーパン。 

日常 |








梅雨入り間近であろうことを知らせてくれるのは、キッチンの窓に集まってくるカエルちゃんたち。
いつの間にか3匹体制で、歌のごとく、まるで輪唱しているかのように、季節の移り変りを知らせ
てくれる。ドイツの童謡だそうで、世界共通なんですね。


私の記憶では綾部さんの作られる、『特製カレーパン』は10年ぶり!
前日から、核となるカレーの具材づくり。カレーと言ってもやはりご自身の手作りパンにしっくりと
合う様、細か~く切った野菜とビーフがうまく絡み合ったどこか懐かしいようなお味のカレーに
仕上げられています。野菜のうまみと甘みが充分に引き出され、スパイシーすぎず、濃厚すぎず
本当、いい感じ~。

カレーパンは苦手。。と言われる理由としては、揚げられたパンのグシューと出る油気だろう。
写真を見てもお分かりになるだろうが、このカラッと揚げられたさわやかなカレーパン。
カラッとサクッとしたパン生地を手で割れば、キメの細かい色白なモッチリ生地が顔を出し、食欲を
そそるカレーの香りが漂う。
しっかり時間をかけて、煮詰められたビーフカレーに、またこの繊細なパン生地がよく合うんです
”おかずパン”というひとつのジャンルでは収めきれない、お味、ビジュアル、いただいた後の充足感、
すべてにおいて満点。おすすめの特製☆手作りカレーパンについてのご報告でした。




00:40 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit