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エルベの窓 ~カフェオランジュ工房~

シュガークラフト作家 & カフェオランジュ工房 主宰 “綾部加代子” さんの工房の風景を、まるで窓から眺めた気持ちでカメラにおさめ、感じたことを書き留めています。シュガークラフト、そしてお菓子づくり、日常の出来事 までを綴ってみました。シュガークラフトはすべて砂糖で作られた世界です。お菓子は手作業で材料を吟味し、ヨーロッパの伝統菓子を中心に展開しています。エルベ川の雰囲気をイメージして。。

秋のお仕事。 

日常 |


     



毎年心待ちにしている、オランジュの前にあるイチョウの木は残念ながら、思い描いていた
色づきとはかけ離れ、すでに落ち葉が散在しだした。この暖かさのせいでどこの紅葉も、今ひとつの
ようだが、師走がやってくるというのに、クリスマスの雰囲気も漂わないのも事実。
とは言っても時間は確実に過ぎていくので、秋にすべき仕事は仕事として片づけねば。

この季節の最大のミッションは、長野県おぶせの契約農家さんから届く 『紅玉』を鮮度の良いうちに、
コンポートにして一年分お菓子に使えるよう、保存する作業。

アップルパイ、タルトノルマンディー、りんごのシブースト、タルトタタン、りんごのカトルカール。。
Café オランジュのりんごを使用したケーキはいろいろ在るし、年間を通しての注文も頂くだけに、
保存用紅玉のコンポート作りは避けては通れず、合間を縫って日々コツコツと約2か月続く。
来年のりんごが出回るまでなので、りんごの玉数は半端ない。
農家さんの紅玉は無農薬で、深い美しい紅色の皮をむき、調理すると輝くようなイチョウ色に。
甘酸っぱく秋ならではの美味しい香りで、キッチンが満たされる。


その紅玉のコンポートがぎっしり詰め込まれた、この時期限定のお菓子が、”アップルパイ”
もちろん、りんごの美味しさもさる事ながら、さらに美味しさを強調しているのがパイ生地!
見事に焼かれたパイ生地が織りなす、芸術品のようなアップルパイ。
バター不足のこのご時世ながら、バターと粉と水から作られるパイの最高の割合比を変えず、
出来上がりが脂っぽくなく、さらっと軽やかで、歯ごたえはサクッと口に入れるとハラハラとして、
良質のパイである証。

栗に、りんごと、Café オランジュの秋の仕事も11月とともに完了だ。



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23:40 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit

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Café オランジュから、今年のクリスマスケーキのお知らせです。
2000年にオープンして以来、バターをはじめ、チョコレートナッツ類と製菓材料の値上げが
年々続き、留まることがありません。
正直、作り手といたしましても望んだ材料がスムーズに入手できず、苦しい状況ではありますが、
長年サポートいただいている、製菓材料店”スィーツベニュ”さんのご尽力のおかげで、皆さんにも
Café オランジュ変わらぬ美味しさを、お届けできる次第です。

作り手の綾部さんも、『真の美味しさ』だけを追求するスタイルを変えず、ここでしか食べれない
Café オランジュならではのお菓子をこの先も作り続けていく所存でありますので、みなさんには
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。






No.1  チェントラル

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チェントラル        7,300円

弾力あるカフェ風味のスポンジ生地に、カリッとした食感のあるアーモンドクロッカンを
サンドしています。外のコーティングには、カラメルとカフェ風味を合わせた、他では
味わえないリッチでコクのあるクリームで仕上げています。
しっとりとした生地に、コーヒーの香りとアーモンドの香ばしさ、カラメルのコクと、すべて
が融合。男性にも人気です!





No.2  リュバン

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リュバン          7,300円

オランジュ特製の絶品スポンジに、アクセントに柑橘系のジャムをはさんでいます。
外側のコーティングには高品質のスイス産ホワイトチョコレートを使ったクリームに、
オレンジテイストをプラスし、口の中でとろける程軽くて、クリーミーな味に仕上げています。
スポンジシートをリボンの様に巻き、見た目にもかわいく、幅広く好まれるケーキです!





No.3  ショコラ・デ・ロワ

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ショコラ・デ・ロワ     7,800円

café オランジュ定番の究極のチョコレートケーキ。
ケーキの中にサンドしている、ガナッシュクリームに3種類、まわりのコーティングにも3種類、
計6種のチョコレートを絶妙にブレンドさせ、コクのある美味なココアスポンジにマッチさせています。
日が経つごとに熟成し、じっくり味わいを楽しめるケーキです。
作り手泣かせのチョコレート尽くし、まさに贅沢の極みです。






No.4  サンフォニー

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サンフォニー        7,300円

café オランジュ このクリスマスの新作ケーキ。
生地に個性を出したこのケーキは、たっぷりのアーモンドとメレンゲから作る
ダックワース生地に、さらにコクと香り高さをプラスし、オレンジの風味と焦がし
バターを加えています。
3層に重ねた生地に、よく合うキャラメルクリームを挟んでいます。まろやかさを出すため、
クリームにはフランス産ホワイトチョコレートをコンビネーションさせ、ひと口いただくと
いろんな美味テイストが口に広がり、なかなか他では真似のできないcafé オランジュ
オリジナルケーキです。





No.5  シャテーニュ

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シャテーニュ        7,500円

ケーキの生地はアーモンドを使用し、香ばしいスポンジ。程よい味わいに漬込んだ
マロングラッセを加えたクリームパティシエールをたっぷりケーキに挟んでいます。
外側はフランス産のマロン2種をブレンドして、やわらかさを保った作ったクリーミーで
贅沢に仕上げ、ケーキのすべてのバランスが絶妙で、マロンがお好きな方におすすめです。






12:40 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit


当然のごとく日は過ぎてゆき、もう11月中旬に差し掛かりました。
お菓子屋さんにとって、年間でもっとも慌ただしいクリスマスを来月に控え、そろそろ?
と言うより絶対、本腰を入れた方がいいよね…と肌で感じ始めた今日この頃。
頭では12月までには、済ましていきたいリストが在るのですが、まだ脳と私の体が
スムーズに連携していない状況です

小さな工房での品質と材料にこだわった、機械を用いないオール手作業でのお菓子
づくりには限りがあるので、それを払拭するためには、”正確な準備と上手な時間づかい”
しか術がありません。それに対応できるためにも、早く鈍った体を慣らさねば!!!

そんな忙しかったり、疲れたときには必ず綾部さんからエールの様な、ご褒美的な
お菓子屋さんならではの”まかないおやつ”をいただく。
ホットケーキであったり、お善哉であったりと素晴らしく、バラエティに富んだ品々

近ごろの超スペシャルな”まかないおやつ”は、この見るからに美味しそうなオーラを放つ
『特製メロンパン』。
出来るなら、このパンは自分たちで楽しむのみで、商品にしたくないと言われるほど、
手の込んだメロンパン。
どれほど手を掛けても、皆さんのイメージはたかがメロンパンでしかないからだそうだ。
めったにご自身の作ったものには手を付けられない師匠ですが、このメロンパンだけは
ご本人にとっても、ツボにはまるくらい、なんて美味しいんでしょ!と口にされる位だ。

バターの香り漂う、キメ細かなしっとりとした生地は、手ごねで作れる限界ギリギリの配合
で作られ、さっくりと香ばしいいい感じのまわりを包むクッキー生地はまた贅沢の極みで
市販のものとは逆で、粉少なめでたっぷりのバター、アーモンドの粉末までも加え、
こちらもまた、かなり手に追いづらい配合だ。
そんなリッチなパン生地とクッキー生地で編み出された、綾部さん特製のメロンパン、
これからの季節何かにつけ、お世話になりたいものです。






01:09 |  trackback: 0 | コメント: 0 | edit