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エルベの窓 ~カフェオランジュ工房~

シュガークラフト作家 & カフェオランジュ工房 主宰 “綾部加代子” さんの工房の風景を、まるで窓から眺めた気持ちでカメラにおさめ、感じたことを書き留めています。シュガークラフト、そしてお菓子づくり、日常の出来事 までを綴ってみました。シュガークラフトはすべて砂糖で作られた世界です。お菓子は手作業で材料を吟味し、ヨーロッパの伝統菓子を中心に展開しています。エルベ川の雰囲気をイメージして。。

春がきた。〈4月始まりカレンダー〉 

日常 |




 朝起きて、無意識にダークカラーを手にしなかったり、お花の咲き具合を確かめたり、
春の食材も出揃いはじめ、家の中に筍をゆでる香りがしたりと、日に日に春の訪れを実感する
項目が増えつつある。


綾部さんが作られる、caféオランジュのお菓子が好きで、せっかく大切に作られたかわいい
お菓子たちを写真に収めたい 単なる一ファンと言うかマニアというか、そんな気持ちから
始まったお菓子とシュガークラフト作品の撮影。
好奇心からカレンダーを作ってみたら、想像以上に反響がよく、毎年楽しみにお待ちいただき
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

めいっぱい、caféオランジュのお菓子の魅力、美味しさ&かわいらしさを盛り込んで、作り上げました。
また2016年4月始まりのカレンダーとともに一年間、季節のうつり変わりを感じながらcaféオランジュの
お菓子をお楽しみください。



       elbe186c.jpg
私事ながら、直感でカメラを購入。いい写真が撮れますように



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パート・ド・フリュイ、キャラメルムー、マカロン、そしてこの”ギモーヴ”は、フランスの伝統菓子
『コンフィズリー(糖菓)』の部類に属します。
何となく日本人にとっては、ただ甘いだけのイメージがつきものでしょうが、本国では個々のお菓子に
それぞれの作る工程での規約などが在ったりして、小さいひと口菓子ながらどのお菓子も、職人が
伝統を守りながら、プライドを持って作られているので、どのコンフィズリーも存在価値はとても
大きいのです。

パリで最も古いコンフィズリー兼ショコラトリーとされているお店は、創業1761年で外観は「昔ながらの
お菓子屋さん」といった雰囲気で、現在も伝統的な砂糖菓子がぎっしり並べられているそうです


英語名の『マシュマロ』の方が、このクニュクニュとした癒し系の形にはお似合いとも思うが、
卵白のメレンゲに砂糖を加えてつくられているものが、一般的にマシュマロと呼ばれている印象
を受ける。フランス語の『ギモーヴ』と呼ばれるものとは、作り方が全く変わってくる。

日本でいえば、”葛”のような存在の、古代エジプトの王族がすりつぶしてのど薬として使って
いた植物の根の名がお菓子の名前になったそうだ。(現代の製法では、この植物は使われては
いませんが)


caféオランジュのギモーブは、アプリコット・オレンジ・フランボワース・ブルーベリー・ストロベリー
青りんごに、ベリーミックス、柑橘系ミックスなど。
もちろんひとつひとつ手作業で進められるのだが、とっても不思議なのは種類によって出来上がりの
マシュマロの形が異なること。
いくら同じ形に合わせたくても不可能で、果物の持つ特性で平べったく仕上がったり、プリッとしたり
さまざまなキュートな形となって出来上がってくる。
もちろんこれは、いかに果汁の含有率が高いかの証となる訳ですが。
その上、一般的に仕上げにまぶされているコーンスターチを排除して、その味わいとギモーブの瑞々しさ
がキープできるよう、綾部さんは工夫を凝らされています。

香りもお味も満点で、ひと口いただくと本当にジュージーなフルーツテイストが、口の中いっぱいに
広がっていきます。食感といい、個々のフルーティーさと言い、素晴らしいです







"Guimauve" by cafe オランジュ
ギモーヴ [マシュマロ]



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